

加工の入口の部分です。いただいた図面・2D・3Dデータをもとに弊社の加工フォーマットデータに変換します。



CAM入力の工程で作った加工データが干渉を起こさず、きちんとした製品が仕上がるデータかどうかをソフト内でシミュレーションします。


材質や形状に合わせて約1000種類を超える刃物と、500本を超えるツーリングの中から最適な1本を選び出します。


高精度な加工を行う際に最も重要なのが製品のクランプ方法のアイデアです。どんなに素晴らしいデータを作ってもクランプした瞬間に歪んでしまっては高精度加工になりません。製品のどこをクランプすれば歪まずに且つ安全に加工ができるか、経験値をもとに組み上げます。


加工データを呼び出すと工作機械が自動的に削り出します。加工後に一つ一つを機上計測し刃物の摩耗などの極微小な補正数値を入力しながら高精度加工を行います。


機械加工工程では仕上げることのできない部分を最後に人の手で一つ一つ仕上げます。


切り粉や切削油などが長時間付着していると、キズや腐食の原因となり製品に悪影響を及ぼします。弊社では工程間ごとに洗浄を行い、ベストな状態で納入できるよう心がけております。


お打ち合わせ時に最終検査の方法を「全数全箇所検査・全数部分検査・抜き取り全箇所検査・抜き取り部分検査」の4つのグレードからお選びいただき、チェックシートまたは精度検査表を製品と共に提出させていただいております。また、工程間ごとにも検査を行い、社内加工時における不良の早期発見に努めております。


